私ども鎌倉山二丁目宅地開発地区近隣住民有志は、横浜地方裁判所に対し、鎌倉市をを被告として、開発行為許可処分の取消を求めて提訴いたしました。

1. 提訴の概要

鎌倉市がK氏(本訴訟外)に対してなした、市街化調整区域における開発行為の許可処分は違法であり、取り消しを求める。

提訴日  :平成25年(2013年)12月25日
開発地区:鎌倉市鎌倉山1585番1、8 合計3,374.50㎡ (市街化調整区域)
開発許可処分:平成24年12月28日付鎌倉市指令開7-15号

2. 提訴に至った経緯

本件の開発許可処分は、以下3. に示す点において違法であると認められるため、平成25年1月15日及び同年2月15日付で神奈川県開発審査会に開発許可の取り消しを提起いたしましたが、平成25年10月22日に却下並びに棄却の裁決がなされました。このため、これを不服として提訴するものです。(都市計画法第50条、第52条)

3. 違法性が認められる点

① 都市計画法第34条14号の開発許可基準に該当しない

■ 既存宅地との認定

元々建築物があった土地を他の土地と合筆して、合筆後の土地全体を本件開発地としている上、その建築物はすでに取り壊されているため認定基準に合致していない。

■ 自己居住用住宅との認定

個人の自己居住用住宅建設と認めるには、K氏の属性、土地の売買・所有の形態、及び開発地の設計・形状があまりにも不合理である。

② 接道条件に違反(都市計画法33条1項2号、政令第25条1項2号、他 に違反)

開発地域に接する道路の幅員は4メートル以上必要であるが、本件開発地域の接する道路の幅員は4メートル未満である。